マーベルレジェンド　モーラン

　今回ご紹介するのはハズブロ「マーベルレジェンド」モーラン（MORLUN）です。2021年に公開されたMCU作品「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム（Spider-Man: No Way Home）」の公開に合わせて展開されたハズブロ（HASBRO）の6インチアクションフィギュアです。アルマジロ（ARMADILLO）シリーズの7体の内の1つで、ビルドフィギュア「アルマジロ」の右腕が付いています。

PACKAGE〈パッケージ〉
BODY〈本体〉
OPTION〈付属品〉
ACTION〈可動〉
COMPARISON〈比較〉
IMPRESSIONS【感想】
WAY of GETTING【入手方法】

PACKAGE〈パッケージ〉

シンプルな「Spider-Man」のロゴに赤帯でキャラクター名「MORLUN」と表示のあるオーソドックスなパッケージ。側面には裏面と同じアートが掲載されています。

背面のアートはこれぞまさしくモーランらしいアートと、いつも通りのラインナップ。ご覧の通りほとんどがNo Way Home関連の中の希少なコミック版枠。

BODY〈本体〉

燕尾服のようなコスチュームは写真では分かり難いですがジャケットは黒、ズボンはパープルグレートとのっぺりならないような配色になっています。シルバーのベスト部分は軟質で中には可動が仕込まれています。その影響か、元々の造形なのかむっちりとしていて、全身隠れているのにマッチョ感が表れています。首元のスカーフのせいなのか首が短く見えます。

ただ、個人的にはこの顔がとても残念に思います。その残念なご尊顔がこちら

黒目がズレているとか、そんな細かいことではなく、どうですか？まずモーランと言えば無表情で淡々と追い詰めて来るイメージだったのですが、何故かしゃくれ出っ歯のニヤケ顔。

モーランのイメージは正しくパッケージのイメージだったのですが。。。

最近はデジタルプリントによって実写系はもちろん、コミック系の顔面のクオリティもとても上がっていたのに本当に残念です。

OPTION〈付属品〉

付属品は替えの手首すらなく、表情違いの頭部パーツのみです。

まさかの替えの頭部は歯茎剝き出し顔です。無表情キャラの付属品が頭部パーツしかなくでニヤケ顔と怒り顔って。。。鼻回りの皺造形とか微妙に気合入れて、しかも僅かな隙間の歯茎を塗装するって、これは何を提供しようとしたのだろう？？

ACTION〈可動〉

首は根元が前後可動、頭側はボールジョイントですが後髪が干渉するので表情付け程度。肩は、胴体との接続は1軸で若干肩の軟質パーツに干渉しますが360度回転可能。上げる方向にはいつもの乱雑なクリックの入った関節で、こちらは肩が干渉して水平まで上げられません。肘可動は二重関節で約90度以上で、その上に回転軸もあります。手首は軸接続で回転可能+握り込む方向に可動します。

若干分かり難いですが、胸はベストの中にいつもの関節があるので若干ですが反ったり屈んだりできます。腰はベルト上で360°回転可能。

股間はボールジョイント接続で前方向には90度、横方向には90度弱、後には上がりません。太ももにロール軸があり回転が可能。膝は2重関節で良く曲がりますが例の乱雑なクリック関節。足首はいつものマーベルレジェンド基準で前後にはクリック関節がありますが、前方向はズボンの裾に干渉します。接地角方向への回転も可能です。